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チャーハンスイーツライティングブログ

できそこないの世界

いま思えば、2階にある図書館にいくのに、エレベーターをつかったところから時空が歪んだような気がする。

ここ数年はかならず階段、しかも一段飛ばしというよくわからないストイックさを発揮して上がっていってたのに、今日は具体的な体調不良もないのに「こんだけ暑いしたまにはエレベーターもありやろ」なノリでエレベーターにのった。

ウチをでたついでにセール品のウスターソースを買いにスーパーにも寄った。犬のように舌をダランとたらしたおじいちゃんのうしろに並び、自分の番がきたとこでレジのおばちゃんに言われる。「これはぁ1,000円以上お買い上げいただかないとー」。耳を赤くして店を出た。

ここまで来たんだ、近所のスーパーで自転車の空気をいれて帰ろう。チャリとチャリ、ジジイとババアの間をすりぬけて空気入れの場所にいくとこう書いてた。「故障中」。うつむいたまま自転車をこぎだした。

ふだん乗らないエレベーターをつかったところで別の世界の扉がひらいた。しかもできそこないの世界、そんな感覚だった。