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チャーハンスイーツライティングブログ

落語『代脈』

半人前の医者、銀南がしつこいほどボケ倒す。これを楽しむのが作法なのかもしれないけどネガティブじゃないおもろなさ。それよりも銀南と籠の人との関係がいい。本筋と関係ないからあっさり終わるし、ネットで検索しても名前が出てこない籠の人だけど、銀南…

西野カナのスゴさ

昔々にもジャイアンはいた。義太夫リサイタルをみんなに聴いてほしい大家と、いろんな理由をつけてリサイタルを回避しようとする店子や使用人たちのドタバタ劇、落語『寝床』を志ん朝さんで楽しんだ。 噺の中心は『ヘタな義太夫』なんだけど、直接的に『ヘタ…

うれかな、秋の気配

朝、台所にたつ。この季節なら洗い物をはじめるまえに、開けられる窓すべてをヒステリックに開けるのに、2枚目の皿を泡まみれにするまで窓が閉まってることに気づかなかった。 それから台所の窓をあけたけど、涼しい風を求めてではない。「どれくらい冷たい…

おしい人、春風亭一之輔

坊主頭、こだわりの強そうな眉毛、何かに怒ってる目、人を食った言動、あと、少々の狂気、そんな魅力たっぷりの春風亭一之輔が残念でならない。 桂米朝さんが言った「落語は催眠術である」と。そのとおりだと思う。そば、シシ鍋、飴玉、柳陰、どれもそこに見…

音の無い世界

一瞬だけ、ワタシの世界から音が消滅した。 カリカリが減ってないのを確認して、食べさせようと専用クーラーの前で机に突っ伏して寝る学生のような体勢のネコを起こしにいく。 イキナリもちあげて起こすのも気がひけるので、まずは眉間あたりをなでる。リア…

志ん朝さんは生きている

「人はいつ死ぬと思う?・・・人に忘れられたときさ」ワンピースにでてくるDr.ヒルルクの言葉だ。はじめて聞いたのは何年も前で、当時は「はぁ。そうなのかも」としか思わなかった。 最近は台所にたってる時間、ずっと古今亭志ん朝さんの落語をきいている。…

様々な神様への注文

この時期にしてはめずらしく、涼しめの風がふく。それも、まあまあ強い。 これは大変ありがたいことで、自然の神様、風の神様、ピクルスの神様など様々な神様に感謝しかないんだけど、1つだけ注文したいことがある。 方角だ。 その方角に吹かれても一切部屋…

できそこないの世界

いま思えば、2階にある図書館にいくのに、エレベーターをつかったところから時空が歪んだような気がする。 ここ数年はかならず階段、しかも一段飛ばしというよくわからないストイックさを発揮して上がっていってたのに、今日は具体的な体調不良もないのに「…

正しいそうめん

今年初の油そば風そうめんを食べながら「きのう何食べた?」にでてきた「いい食パンを食べたら元にはもどれない」というはなしを思い出す。 最近食べてたそうめんは、叔母からもらったもので、木箱にはいったえらそうなヤツ。ズルっとすすって飲み込む、ノド…

切り離された世界

中村屋の前で野菜を目の前にして悩むシロさんのように、中国人の八百屋でどのキャベツにしようか悩んでると、左から声がきこえた。 八百屋の左隣の美容院が閉店するようで、オーナーっぽいおばちゃんとスタッフっぽい人が扉の鍵をかける。そこに顔なじみっぽ…

近所に住むおじいちゃんH

図書館で落語のCDを返却、スーパーで買い物ついでに午前中から歩く。 しかしHさんである。 交差点の向こうからやってきたのでアイサツをしようと思ったら別人、せまい歩道のはしを歩いてくるからアイサツしようとしたら別人、スーパーですれ違いそうになりア…

理想的な会話

店内はどこを行くにも人とすれちがい、豚肉を手にとるにもすこし待たないといけないほどの人人人。 買ったモノを袋にうつす台ももちろん混んでいて、少しの隙間を発見してとなりいたおばあちゃんに、「おじゃまします」とアイサツしたのをきっかけに「こんで…

迷走ウォーキング

いびつなルートを歩くことになったのは曇天のせいでした。 雨が降ってなかったのでウォーキングに出かけたが、今降ってないだけでいつ降られるかわからない。そんな不安から10分もたってないのに頭の中はずっとウチに向かっていた。 でもせっかく出てきたの…

Wコウジ・東野幸治の涙

松ちゃんの自分が感じる違和感、視聴者が感じてる違和感をしっかり察知してこたえる能力、これにはまいど歓心。 「会見をしたからすぐにテレビに戻れるとかそういう話ではない」「大崎洋は兄のようなもの、あの人がやめたら自分もやめる」「芸人はみんなどこ…

渡瀬恒彦が恋しくなる「特捜9 シーズン2」

はじまってすぐに、この人が犯人だな、出演者のなかでは有名なほうだし、みたいなのがあるけど二転三転してまったく別の人ってのがいつものことで、そこはすごいなーと歓心するんだけど、爽快感がそこにはないかわったドラマ。 「真実!正義!」と顔を赤くし…

視聴者より芸人に火をつけたであろう「粗品tv」

たぶん「かーちゃん」ってイントネーションと、マザコン気味なとこ、お笑いを愛してるというより信じてるところ、笑いの量より芸人としての生き様、人柄が好きな霜降り明星・粗品がR-1優勝のご褒美番組。 商店街でつっこみまくる、という内容だと理解してい…

どこかスベってる「止められるか、俺たちを」

ワタシが知ってる有名人で、交通事故で死んだのはこの人くらいだろう。 若松監督の若いころの映画、そんな印象をもってみはじめたけど、実際は吉積めぐみ(門脇麦)を中心としたタバコがけむい昭和純潔青春ストーリーなだけで特に感想がないので、気になった…

胸焼けタイムライン

Twitterをみてると胸焼けするようになってきた。参院選と韓国輸出規制関連の話題がタイムラインをにぎわせてる。このままみてると、まずは視力低下、つづいて握力低下、最終的には頭蓋骨と脳の隙間が広がって脳がとけるってことになりそうだ。 そもそも脳溶…

3点のオチ

夕方、ウォーキング。 線路沿いを歩き、A神社へ。なんとなく手を洗いたくなって手水場にいくと龍の威厳が半減するような水の勢い。チョロチョロ。 まあまあ、水はチョロチョロでもある程度たまってるんだろうと近づくと小雨の水たまりくらいしかない。これじ…

数十円がおしいワケじゃない

誤解されるのはイヤなのでここでハッキリ言っておきたい。これから書く話は、数十円が惜しかったからではない。世の中をすこしでも良くしたい、いうなれば供託金がパーになるのを覚悟で被選挙権を行使するイノセントな成金のような気持ちからだ。 半額シール…

ベランダにやってきた平和

「わぁ」声をあげる。 鳩がベランダの柵の下から顔をのぞかせていた。かわいいかわいい。 こちらが一歩でも動けば防衛本能を発動させて飛んでいくかとおもったけど、網戸の存在というものを理解してるのか堂々とした態度でベランダ内に侵入。 これは写真にお…

密かな悪趣味

NTTの正規代理店ってところから電話。はやい話が電話だけじゃなく、ネットもNTTにしませんか、といおはなし。 時間がムダにすぎていくだけの気だるい電話だけど、楽しみが1つだけある。それは金額の話。 「今いくらくらいかかってるんですか?あーそんなに、…

【感想】コクーン歌舞伎「三人吉三」<NEWシネマ歌舞伎>

作品を良くしよう、ということより、いかに自分色に染められるかに命をかけてはスベリたおす串田和美演出。 これが意外と、と言っちゃ演者に失礼だけど、良かった。 串田臭さがなかったのがその要因か。 話自体はもともと好きで、今回みてより好きになった。…

ただの話し好き

あなたは風間杜夫の落語をみたことがあるか。 たぶんドラマで落語の師匠をやってるのをみて、この人ならほんとに落語できそう!みてみたい!そう思ってたらマジで落語をやってるって知り、そんな熱もあったことすら忘れたころにテレビで放送があった。 期待…